
何が起こっている?
「歩き方が変」と感じる状態は、特定の病名ではなく、
体のどこかに負担やかばいが生じ、その結果として歩行のバランスが崩れている状態を指します。
痛み、筋力低下、関節の硬さ、姿勢の乱れなどが重なることで、
無意識のうちに歩き方が変わることがあります。
画像検査で大きな異常が見つからなくても、歩行の癖として症状が現れることがある点が特徴です。
どんな症状?
歩き方の変化は、さまざまな形で気づかれます。
足を引きずる感じがする
左右で歩幅やリズムが違う
片足に体重をかけにくい
長く歩くと疲れやすい、痛みが出やすい
周囲から「歩き方がおかしい」と言われて受診される方も少なくありません。
どうやって調べる?
診察では、痛みの有無だけでなく、実際の歩き方を確認することが重要です。
立ち上がり、歩き始め、方向転換などの動作を含めて評価します。
必要に応じて、関節や骨の状態を確認するために画像検査を行いますが、
歩行全体のバランスや動作の連動性を重視して判断します。
どうやって治す?
治療の目的は、歩き方そのものを無理に直すことではなく、
歩行を乱している原因を整理し、体に負担の少ない動きに近づけることです。
痛みや可動域の制限があればその対応を行い、
生活状況や年齢に応じて治療方針を調整します。
受診の目安
次のような場合は、一度ご相談ください。
歩きにくさが続いている
以前より疲れやすくなった
痛みがなくても歩行の違和感が強い
「癖だから仕方ない」と思われがちですが、
原因を評価することで改善できる場合もあります。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけに頼らず、歩行や動作の癖を含めて評価します。
診察では、歩行・立ち上がり・姿勢を確認し、どこに負担が集中しているかを整理します。
必要に応じて画像検査を行い、
治療は、症状に応じた物理療法や生活指導を行います。
さらに、運動療法(リハビリ)を通じて、筋力バランスや関節の使い方を整え、
無理のない歩行につながる動作の改善を行います。
Trend
近年の研究トレンド
年齢のせいで歩き方は変わる?
加齢により筋力や柔軟性は変化しますが、すべてが年齢だけの問題とは限らないとされています。
痛みがなくても受診したほうがいい?
痛みがなくても、歩行の乱れが転倒や将来の痛みにつながる可能性があり、早めの評価が有用と考えられています。
リハビリで歩き方は改善する?
運動療法(リハビリ)により、歩行に関わる筋力や動作の連動を整えることで、歩きやすさの改善が期待できるとされています。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
