
何が起こっている?
尿酸値が高い状態(高尿酸血症)は、体の中で作られた尿酸が十分に排泄されず、血液中にたまっている状態です。
自覚症状がないことも多く、健康診断で初めて指摘されることがあります。
尿酸値が高い状態が続くと、
関節に尿酸の結晶が沈着し、痛風発作を起こすことがあります。
また、腎臓や血管への影響が指摘されることもあります。
どんな症状?
尿酸値が高いだけでは、症状が出ないことがほとんどです。
しかし、ある時突然、
- 足の親指の付け根が強く痛む
- 関節が赤く腫れて動かせない
- 夜間に激しい痛みが出る
といった痛風発作が起こることがあります。
「急に関節が腫れて痛い」という形で受診されるケースも少なくありません。
どうやって調べる?
診察では、これまでの症状、発作の有無、生活習慣を確認します。
血液検査で尿酸値を測定し、必要に応じて腎機能なども評価します。
関節症状がある場合には、
レントゲン検査などで他の関節疾患との鑑別を行います。
数値だけでなく、症状と経過を合わせて判断します。
どうやって治す?
治療は、症状の有無と尿酸値の程度に応じて考えます。
尿酸値が高くても、すぐに治療が必要とは限りません。
痛風発作がある場合と、症状がない場合では、
治療の考え方が異なる点が重要です。
生活習慣の調整が大切になることも多く、段階的に対応します。
受診の目安
- 健康診断で尿酸値が高いと言われた
- 関節が急に腫れて強く痛んだことがある
- 痛風と診断されたことがある
このような場合は、一度評価を受けると安心です。
当院で行う検査・治療
当院では、数値だけにとらわれず、症状と生活への影響を重視して評価します。
診察では、発作の有無や関節症状、生活背景について丁寧に確認します。
検査としては、血液検査を行い、尿酸値や腎機能を評価します。
関節症状がある場合には、レントゲン検査を行います。
治療は、症状に応じて内服治療を行います。
また、生活習慣の調整についても説明し、無理のない方法を一緒に考えます。
必要に応じて、内科と連携します。
Trend
近年の研究トレンド
尿酸値が高いと必ず痛風になる?
必ずしも痛風発作が起こるわけではありませんが、リスクは高まるとされています。
痛みがなければ放置していい?
症状がない場合でも、経過観察や生活調整が重要とされています。
運動はしても大丈夫?
過度でなければ、運動は健康維持に有効とされています。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
