
何が起こっている?
関節リウマチは、免疫の異常により関節の内側(滑膜)に炎症が起こり、腫れや痛みが続く病気です。
手では、指の付け根(MCP関節)に起こりやすく、炎症が続くと関節や腱にダメージが生じることがあります。
ただし、早期に評価し適切に対応することで、進行を抑えられるケースも少なくありません。
どんな症状?
手指の関節が腫れて痛む、朝にこわばって動かしにくいといった症状が特徴です。
左右同じような部位に症状が出やすく、細かい作業や物をつかむ動作がつらくなることがあります。
症状は良くなったり悪くなったりを繰り返すことがあります。
どうやって調べる?
診察では、腫れや圧痛の有無、動かしにくさ、日常生活への影響を確認します。
血液検査で炎症反応やリウマチ関連の抗体を調べ、必要に応じてレントゲンや超音波検査を行います。
画像所見だけでなく、症状の経過を総合して判断します。
どうやって治す?
治療は、炎症を抑える治療と、関節への負担を減らす対応を組み合わせて行います。
専門的な薬物治療が必要になることもありますが、手の使い方や生活動作の調整も重要です。
症状や進行度に応じて、段階的に治療方針を検討します。
受診の目安
朝のこわばりが続く、指の関節が腫れて痛む、左右同時に症状が出る場合は受診をおすすめします。
症状が軽くても、早めに評価することで将来的な悪化を防ぎやすくなります。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけに頼らず、症状や生活動作への影響を重視して評価します。
診察では、痛みの部位だけでなく、仕事・家事・趣味での手の使い方を詳しく確認します。
検査としては、血液検査やレントゲン、必要に応じて超音波検査を行います。
治療は、症状に応じて内服治療の調整や、関節への負担を減らす工夫を行います。
また、運動療法(リハビリ)を通じて、関節の動きを保ち、無理のない使い方を指導します。
専門的な治療が必要と判断した場合には、リウマチ専門医療機関と連携します。
Trend
近年の研究トレンド
早く治療を始めたほうがいい?
早期に評価し治療を開始することで、関節のダメージを抑えられる可能性が高いとされています。
当院では、症状が軽い段階でも必要に応じて専門治療につなげます。
画像検査だけで判断できる?
画像検査は有用ですが、初期でははっきりした変化が出ないこともあります。
当院では、症状や経過を重視し、画像だけに依存しません。
手はあまり使わないほうがいい?
完全に使わないよりも、負担を調整しながら使うことが重要と考えられています。
当院では、一時的な休止を含め、回復を優先します。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
