
何が起こっている?
膝内側顆骨壊死は、膝の内側にある骨(大腿骨内側顆)への血流が低下し、骨が弱くなる状態です。
明らかな外傷がなく、中高年で急に膝の内側が痛くなることが多いのが特徴です。
初期には変形性膝関節症と区別がつきにくく、早期診断が重要とされています。
どんな症状?
膝の内側の強い痛みが突然出ることが多く、歩行や体重をかけると痛みが増します。
夜間痛や安静時痛を伴うこともあります。
時間の経過とともに、痛みが続いたり、歩きにくさが増す場合があります。
どうやって調べる?
診察では、痛みの場所、圧痛の有無、歩行時の痛みを確認します。
レントゲン検査では初期に異常が見られないこともあり、MRI検査(連携医療機関)が診断に重要です。
変形性膝関節症との鑑別を意識して評価します。
どうやって治す?
治療は、病期(進行度)に応じて選択します。
初期では、膝への負担を減らしながら経過をみることで、症状が落ち着くことがあります。
進行例では、生活への影響を考慮し、次の治療段階を検討します。
受診の目安
これまで問題なかった膝に、急に内側の強い痛みが出た場合は受診をおすすめします。
安静にしても痛みが続く、夜も痛む場合は、早めの評価が大切です。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけに頼らず、痛みの経過と生活動作への影響を重視して評価します。
診察では、歩行や立ち上がり動作、日常生活での膝の使い方を丁寧に確認します。
検査としては、レントゲン検査を基本とし、必要に応じて**MRI検査(連携医療機関)**で骨の状態を詳しく評価します。
治療は、症状や病期に応じて内服・外用薬、装具(サポーター・免荷指導)を組み合わせます。
また、運動療法(リハビリ)を通じて、痛みが落ち着いた段階で筋力や動作を整え、膝への負担を段階的に減らすことを目指します。
進行例では、専門医療機関と連携します。
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近年の研究トレンド
自然に治る?
初期であれば、保存療法で症状が改善するケースがあります。
当院では、早期評価と経過観察を重視します。
変形性膝関節症とどう違う?
骨壊死は急な痛みの出現が特徴で、経過や画像所見が異なります。
当院では、痛みの出方と経過を重視して鑑別します。
運動はしていい?
痛みが強い時期は無理を避け、状態に応じて段階的に再開することが重要とされています。
当院では、回復段階に合わせて調整します。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
