
何が起こっている?
足根管症候群は、足首の内側(内くるぶしの後ろ)を通る神経が、トンネル状の通路(足根管)で圧迫される状態です。
扁平足、足関節捻挫後の変化、腫れやガングリオンなどが関与することがあります。
画像で明確な原因が見つからないこともあり、足の形や使い方による神経への負担が症状に影響します。
どんな症状?
足の裏やかかと、指先のしびれ・ピリピリした痛みがみられます。
立ち続ける、歩き続けると症状が強くなり、夜間や安静時に違和感が出ることもあります。
片側に出ることが多いのが特徴です。
どうやって調べる?
診察では、しびれの範囲、内くるぶし周囲の圧痛、足の形や歩き方を確認します。
神経を叩いたり圧迫した際の反応も評価の参考になります。
必要に応じて超音波検査や神経伝導検査(連携医療機関)を行いますが、
画像所見だけで判断しないことが重要です。
どうやって治す?
治療は、神経への圧迫や負担を減らすことが基本です。
原因が1つとは限らないため、足の構造と動きの両面から調整します。
症状や経過に応じて、治療内容を段階的に見直します。
受診の目安
足の裏がしびれる、歩くと症状が強くなる場合は受診をおすすめします。
扁平足や足首のけがのあとから、違和感が続く場合も評価の目安です。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけに頼らず、足の形・動作・生活への影響を重視して評価します。
診察では、立位や歩行、日常生活での足への負担のかかり方を丁寧に確認します。
検査としては、必要に応じて超音波検査を行い、神経周囲の状態を評価します。
治療は、症状に応じて内服・外用薬、物理療法を行います。
また、運動療法(リハビリ)を通じて、足部や足関節の機能を整え、神経に負担をかけにくい歩き方や姿勢を指導します。
必要に応じて、インソール(足底板)を用いて足のアライメントを調整します。
保存療法で改善が乏しい場合には、専門医療機関と連携します。
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近年の研究トレンド
自然に治る?
原因となる負担が調整されれば、症状が軽減するケースがあります。
当院では、他の疾患と確実に鑑別を行い、原因評価を重視します。
扁平足との関係は?
扁平足により神経への圧迫が起こりやすくなることがあります。
当院では、足の形と機能の両方を評価します。
運動はしていい?
痛みやしびれが強い時期は調整が必要ですが、機能改善を目的とした運動は重要とされています。
当院では、無理のない範囲で段階的に行います。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
