クローズアップ現代よりご依頼をいただき、
「栄養不足が骨に与える影響」について、整形外科専門医として医学的助言を行いました。
今回のテーマは、若年女性の低体重・低栄養と骨密度低下の関係です。

骨粗鬆症は「高齢者だけ」の病気ではありません
骨粗鬆症というと、ご高齢の方の病気という印象を持たれる方が多いかもしれません。
しかし実際には、
- 過度なダイエット
- 慢性的な栄養不足
- 極端な低体重
- 月経異常
といった要因により、若い世代でも骨密度が低下することがあります。
特に女性の場合、
エストロゲン(女性ホルモン)の低下と栄養不足が重なると、骨形成が十分に行われず、将来的な骨粗鬆症のリスクが高まります。
栄養不足が骨に与える影響とは?
骨は単なる「硬い組織」ではなく、常に代謝を繰り返している“生きた組織”です。
骨の健康には、
- 十分なエネルギー摂取
- タンパク質
- カルシウム
- ビタミンD
- ビタミンK
- 適切な運動刺激
が不可欠です。
慢性的なエネルギー不足状態では、体は生命維持を優先するため、骨形成は後回しにされます。
その結果、骨密度が低下し、将来的な骨折リスクにつながることがあります。
今回の番組では、骨の画像提供および医学的解説を担当させていただきました。
健康寿命を守るために
骨の健康は、
将来の「健康寿命」そして「社会寿命」に直結します。
若い時期の無理な体重管理が、
10年後・20年後の骨折リスクにつながる可能性があります。
“骨粗鬆症は高齢者だけの問題ではない”
このメッセージが、多くの方に届くことを願っています。
📺 放送予定
2月24日(火)19:30〜
NHK「クローズアップ現代」
ぜひご覧ください。


















