
何が起こっている?
足底腱膜炎は、かかとから足の指の付け根に伸びる腱膜(足底腱膜)に負担がかかり、炎症や微細な損傷が起こる状態です。
長時間の立ち仕事や歩行、ランニング、体重増加、足のアーチ構造の乱れなどが関係します。
「炎症」という名前ですが、慢性的には使いすぎによる組織の変性が主体となることもあります。
どんな症状?
かかとの内側の痛みが特徴です。
特に、朝起きて最初の一歩が強く痛むことが多く、歩いているうちにやや和らぐことがあります。
長く立つ・歩くと再び痛みが出る場合もあります。
どうやって調べる?
診察では、痛みの場所、押したときの痛み、歩き方や足の形を確認します。
多くの場合、診察で評価が可能ですが、必要に応じて超音波検査で腱膜の状態を確認します。
レントゲンでの骨棘(かかとのトゲ)だけに頼らない評価が重要です。
どうやって治す?
治療は、足底腱膜への負担を減らすことが基本です。
一時的な安静だけでなく、足の使い方や体のバランスを整えることが重要になります。
症状や経過に応じて、治療内容を調整します。
受診の目安
かかとが痛い、朝の一歩目がつらい状態が続く場合は受診をおすすめします。
市販のインソールやストレッチで改善しない場合も、一度評価を受けると安心です。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけに頼らず、歩行・姿勢・足の使い方を重視して評価します。
診察では、立ち姿勢や歩き方、仕事・運動での足への負担のかかり方を丁寧に確認します。
検査としては、必要に応じて超音波検査を行い、足底腱膜の状態を評価します。
治療は、症状に応じて内服・外用薬、物理療法を組み合わせます。
また、運動療法(リハビリ)を通じて、足底だけでなくふくらはぎや股関節まで含めた動きを整え、足に負担をかけにくい歩き方や立ち方を指導します。
必要に応じて、インソール(足底板)を検討します。
Trend
近年の研究トレンド
自然に治る?
負担を調整することで、時間とともに改善するケースは少なくありません。
当院では、経過を見ながら段階的に対応します。
ストレッチは有効?
足底腱膜やふくらはぎのストレッチが有効とする報告があります。
当院では、無理のない方法を指導します。
運動は続けていい?
痛みが強い時期は調整が必要ですが、完全な中止より負担管理が重要とされています。
当院では、一時的な休止を含め、回復を優先します。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
