
何が起こっている?
ぎっくり腰(急性腰痛)は、腰まわりの筋肉・靱帯・関節などに急激な負担がかかり、強い痛みが生じる状態です。
重い物を持ったときだけでなく、前かがみ・立ち上がり・くしゃみなど日常の動作がきっかけになることもあります。
多くの場合、骨そのものの異常ではなく、動きの中で起きたトラブルが関係しています。
どんな症状?
突然の強い腰の痛みが特徴で、動こうとすると痛みが増します。
立ち上がる、歩く、寝返りを打つといった動作がつらくなることがあります。
しびれや麻痺を伴わないことが多いですが、痛みの程度には個人差があります。
どうやって調べる?
診察では、痛みの出方、動かせる範囲、神経症状の有無を確認します。
多くの場合、診察だけで評価が可能ですが、強い症状や経過が長引く場合にはレントゲンや超音波検査を行うことがあります。
画像所見だけに頼らず、動作と症状の経過を重視して判断します。
どうやって治す?
治療は、痛みを和らげながら回復を促すことが基本です。
強い痛みの時期には無理をせず、動ける範囲で体を動かすことが大切とされています。
症状や回復段階に応じて、治療内容を調整します。
受診の目安
腰の痛みで動けない、日常生活に支障が出ている、数日たっても改善しない場合は受診をおすすめします。
痛みが軽減しても、再発を繰り返す場合は一度評価を受けると安心です。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけで判断せず、痛みの出る動作や生活背景を重視して評価します。
診察では、発症のきっかけや、仕事・家事での腰の使い方を丁寧に確認します。
検査としては、必要に応じてレントゲンや超音波検査を行います。
治療は、症状に応じて内服・外用薬、物理療法を組み合わせます。
また、運動療法(リハビリ)を通じて、回復段階に合わせた動き方や、再発を防ぐ体の使い方を指導します。
強い症状や経過に応じて、専門医療機関と連携します。
Trend
近年の研究トレンド
安静にしたほうがいい?
完全な安静よりも、痛みの許す範囲で体を動かすほうが回復が早いとされています。
当院では、無理のない範囲での動きを重視します。
画像検査は必要?
多くのぎっくり腰では、すぐに画像検査が必要とは限りません。
当院では、症状や経過を見て検査の必要性を判断します。
再発しやすい?
ぎっくり腰は、体の使い方や筋力バランスによって再発することがあります。
当院では、再発予防を目的とした指導を重視します。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
