
何が起こっている?
ロコモ、フレイル、サルコペニアはいずれも、加齢に伴う「動く力」の低下に関わる状態です。
それぞれ少しずつ意味は異なりますが、放置すると転倒や要介護につながる点が共通しています。
- ロコモ(ロコモティブシンドローム)
骨・関節・筋肉など運動器の機能低下 - フレイル
身体・精神・社会的な虚弱状態 - サルコペニア
筋肉量と筋力の低下
どれか1つだけが起こるのではなく、重なり合って進行することが多いのが特徴です。
どんな症状?
- 歩くのが遅くなった
- つまずきやすくなった
- 階段や立ち上がりがつらい
- 外出や運動の機会が減った
といった変化がみられます。
痛みが強くないため、「年のせい」と見過ごされやすい点が注意点です。
どうやって調べる?
診察では、歩行速度、立ち上がり動作、筋力やバランスを確認します。
必要に応じて、体組成や簡易的な機能評価を行います。
画像検査だけでは評価できないため、
日常生活での動きや生活背景を含めて評価することが重要です。
どうやって治す?
治療の中心は、動く力を維持・改善することです。
薬だけで解決する問題ではなく、日常生活そのものが治療になります。
痛みや基礎疾患がある場合には、それらに配慮しながら対応します。
状態に応じて、無理のない方法を選びます。
受診の目安
- 最近、歩くのが遅くなった
- 転びそうになることが増えた
- 外出や運動が減ってきた
このような変化を感じたら、一度評価を受けると安心です。
当院で行う検査・治療
当院では、画像所見だけに頼らず、「動く力」そのものを評価します。
診察では、歩行・立ち上がり・姿勢など、日常動作を丁寧に確認します。
検査としては、必要に応じてレントゲン検査や血液検査を行い、
関節疾患や栄養状態などの影響を評価します。
治療は、症状や体力に応じて内服治療や物理療法を行います。
また、運動療法(リハビリ)を通じて、筋力・バランス・動作を整え、
転倒しにくい体の使い方を身につけることを目指します。
必要に応じて、栄養や生活習慣についても説明します。
Trend
近年の研究トレンド
年を取れば仕方ない?
加齢は影響しますが、適切な対応で進行を抑えられるとされています。
当院では、早めの対応を重視します。
運動は危なくない?
状態に合った運動であれば、安全性と効果が期待できます。
当院では、無理のない方法を選びます。
痛みがなくても受診すべき?
痛みがなくても、動作能力が低下していることがあります。
当院では、予防的な評価も大切にします。
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この記事の執筆者プロフィール
Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一
Yoichi Sato M.D.
専門医・認定医・資格
- 日本整形外科学会認定 専門医
- 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
- 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 日本義肢装具学会
- 日本骨粗鬆症学会
- 日本整形外傷学会
修了
- 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
- AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
- 義肢装具等判定医師研修会
- 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会












受賞歴
- 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
- 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
- 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
- 日本骨折治療学会 優秀論文賞
- 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
- 日本腰痛学会 優秀論文賞
- 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)


















趣味
- キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
- コーディング(Python, Java, html, CSS)
- テニス
