PRP PATIENT GUIDE
膝PRP
ジャンパー膝。
PRPをどう使う?
運動療法を続けても症状が残る慢性膝蓋腱障害では、PRPは検討される選択肢です。1年後の痛み改善が大きかったRCTもありますが、他治療や生理食塩水との差が明確でない研究もあり、負荷管理と段階的リハビリを組み合わせて考えます。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
膝蓋腱障害(ジャンパー膝)にPRPは有効ですか?
ジャンパー膝。PRPをどう使う?
運動療法を続けても症状が残る慢性膝蓋腱障害では、PRPは検討される選択肢です。1年後の痛み改善が大きかったRCTもありますが、他治療や生理食塩水との差が明確でない研究もあり、負荷管理と段階的リハビリを組み合わせて考えます。
慢性例で検討
十分な保存療法後も症状が残る場合に検討します。
長期改善の報告
1年後に大きな改善を示したRCTがあります。
運動療法を併用
腱への負荷を段階的に戻すことが重要です。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
3か月以上続く慢性膝蓋腱障害で、負荷調整と段階的な腱トレーニングを十分に行っても、ジャンプや走行時痛が残る患者さんはPRPを検討しやすい対象です。改善は早期だけでなく6〜12か月で評価し、運動療法との組み合わせを前提にします。
急性断裂や大きな部分断裂、膝伸展筋力の明らかな低下がある場合は、PRP注射だけで進めません。注射後も競技負荷を段階的に戻せる患者さんほど、治療計画を立てやすくなります。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2024年のRCTでは、PRP・腱穿刺・模擬注射の全群で1年後に痛みが改善し、改善幅はPRP群で最も大きい結果でした。
一方、2022年のメタ解析では他の積極的治療と比べた明確な優位性は示されず、製剤、注射法、併用運動の違いが結果へ影響します。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後の局所痛、腫れ、感染などのリスクがあります。
PRPで腱が必ず修復される、すぐ競技へ戻れるとは言えません。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
膝蓋腱障害(ジャンパー膝)にPRPは有効ですか?
運動療法を続けても症状が残る慢性膝蓋腱障害では、PRPは検討される選択肢です。1年後の痛み改善が大きかったRCTもありますが、他治療や生理食塩水との差が明確でない研究もあり、負荷管理と段階的リハビリを組み合わせて考えます。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- PRP injection in patellar tendinopathy(2022年) PubMed
- PRP for patellar tendinopathy(2024年) PubMed
- Leukocyte-poor PRP for patellar tendinopathy(2024年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


