PRP EVIDENCE GUIDE
肘PRP・エビデンス
テニス肘とPRP。
どう考える?
メタ解析では、ステロイド注射より短期の改善が小さく、6か月以降ではPRPを支持する結果があります。ただし研究のばらつきが大きく、臨床的に意味のある差か判断が難しいという評価もあります。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
テニス肘にPRPは有効ですか?
テニス肘とPRP。どう考える?
メタ解析では、ステロイド注射より短期の改善が小さく、6か月以降ではPRPを支持する結果があります。ただし研究のばらつきが大きく、臨床的に意味のある差か判断が難しいという評価もあります。
短期と長期で違う
短期はステロイド、長期はPRPを支持する比較があります。
研究のばらつきが大きい
PRP製剤や注射方法、併用治療が統一されていません。
リハビリも重要
腱への負荷やフォームを整える治療を含めて考えます。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
3か月以上続くテニス肘で、作業負荷の調整、装具、運動療法を行っても握る・持ち上げる動作の痛みが残る患者さんでは、PRPは有望な選択肢です。ステロイドより早期効果は小さい一方、6か月以降の痛みと機能でPRPを支持するメタ解析があります。
短期間での除痛を最優先する場合と、中長期の改善を目指す場合では選択が変わります。神経障害、関節内病変、腱の大きな断裂が疑われる場合は、外側上顆炎として注射する前に診断を見直します。
READING THE EVIDENCE
研究結果はどう読む?
複数のRCTをまとめた研究では、短期と長期で比較結果が変わる傾向が報告されています。
別のリスク・オブ・バイアス評価では、研究数や異質性、PRP成分の記載不足から、使用を支持も否定もできないと結論づけています。

“研究結果と、目の前の状態を分けずに
治療を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後の局所痛や腫れが起こる可能性があります。腱の状態や他の病気を診断してから治療を選ぶ必要があります。
PRPだけで負荷の原因が解決するとは限らず、運動療法や動作調整が重要です。
OUR APPROACH
治療名より先に、
適応を診断する。
当院ではPRPありきで治療を決めません。症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
テニス肘にPRPは有効ですか?
メタ解析では、ステロイド注射より短期の改善が小さく、6か月以降ではPRPを支持する結果があります。ただし研究のばらつきが大きく、臨床的に意味のある差か判断が難しいという評価もあります。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
治療はどのように決めますか?
診察と画像所見、これまでの治療、生活上の目標を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Platelet-Rich Plasma Has Better Results for Long-term Functional Improvement and Pain Relief for Lateral Epicondylitis(2024年) PubMed
- The Efficacy of Platelet-Rich Plasma for Improving Pain and Function in Lateral Epicondylitis(2021年) PubMed
- Clinical efficacy of platelet-rich plasma in the treatment of lateral epicondylitis(2020年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


