PRP PATIENT GUIDE
肩PRP
肩関節周囲炎に
PRPは有効?
複数のRCTをまとめた研究では、PRP後に痛み、肩の機能、可動域が改善し、ステロイドなどの比較治療より良好だった報告があります。肩関節周囲炎は時期や拘縮の程度で治療が変わるため、PRPだけに頼らず、痛みを調整しながら運動療法と組み合わせて検討します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
肩関節周囲炎(凍結肩)にPRPは有効ですか?
肩関節周囲炎にPRPは有効?
複数のRCTをまとめた研究では、PRP後に痛み、肩の機能、可動域が改善し、ステロイドなどの比較治療より良好だった報告があります。肩関節周囲炎は時期や拘縮の程度で治療が変わるため、PRPだけに頼らず、痛みを調整しながら運動療法と組み合わせて検討します。
改善を示す統合研究
痛み・機能・可動域で良好な結果が報告されています。
時期を見極める
痛みが強い時期と動きを戻す時期では対応が異なります。
運動療法も重要
注射後も段階的に肩の動きを整えます。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
炎症と痛みが強い肩関節周囲炎で、鎮痛と運動療法を行っても可動域制限が続く患者さんでは、PRPを運動療法へつなげる追加選択肢として検討できます。メタ解析では痛み、機能、可動域の改善が報告されています。
病期によって自然経過と治療反応が異なるため、注射だけで拘縮を改善しようとはしません。腱板断裂、石灰性腱炎、頚椎由来の痛みを除外し、痛みが落ち着いた段階で可動域訓練を進めます。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2023〜2024年のメタ解析では、PRPは対照治療と比べて痛み、機能、可動域で良好な結果を示しました。研究によって比較対象や評価時期は異なります。
一方、PRPと通常の理学療法を比べたRCTでは両群とも改善し、群間差が明確でなかった結果もあります。病期、注射方法、併用リハビリの違いを踏まえて判断します。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後の一時的な痛みや腫れ、感染などのリスクがあります。
PRPだけで拘縮が必ず解消する、すべての患者さんで回復が早まるとは言えません。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
肩関節周囲炎(凍結肩)にPRPは有効ですか?
複数のRCTをまとめた研究では、PRP後に痛み、肩の機能、可動域が改善し、ステロイドなどの比較治療より良好だった報告があります。肩関節周囲炎は時期や拘縮の程度で治療が変わるため、PRPだけに頼らず、痛みを調整しながら運動療法と組み合わせて検討します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- PRP for adhesive capsulitis: systematic review and meta-analysis(2024年) PubMed
- PRP for adhesive capsulitis: systematic review and meta-analysis(2023年) PubMed
- PRP versus conventional physical therapy for adhesive capsulitis(2020年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


