PRP PATIENT GUIDE
足・足首PRP
足首の靱帯損傷。
PRPは有効?
急性足関節捻挫では、PRPが短期の痛みや競技復帰を早める可能性を示す研究があります。ただし小規模研究が中心で、長期成績は通常治療と同程度です。骨折や重度不安定性を除外し、装具と段階的リハビリを軸に検討します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
足関節靱帯損傷にPRPは有効ですか?
足首の靱帯損傷。PRPは有効?
急性足関節捻挫では、PRPが短期の痛みや競技復帰を早める可能性を示す研究があります。ただし小規模研究が中心で、長期成績は通常治療と同程度です。骨折や重度不安定性を除外し、装具と段階的リハビリを軸に検討します。
短期回復の可能性
数週の痛みや機能で差が出た研究があります。
長期差は不明確
時間とともに対照群との差が小さくなります。
リハビリが土台
可動域、筋力、バランスを段階的に戻します。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2025年の系統的レビューでは4比較研究が対象となり、短期の痛み、機能、活動復帰でPRPが良好な傾向でしたが、追跡後半では両群が同程度でした。
小規模な二重盲検RCTではPRPと偽注射に痛み・機能差を認めず、高位足関節捻挫の競技者RCTでは復帰短縮が報告されています。損傷部位の違いが重要です。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
腫れ、注射後痛、出血、感染などのリスクがあります。
不安定性が強い場合や骨軟骨損傷を伴う場合は別の治療が必要です。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
足関節靱帯損傷にPRPは有効ですか?
急性足関節捻挫では、PRPが短期の痛みや競技復帰を早める可能性を示す研究があります。ただし小規模研究が中心で、長期成績は通常治療と同程度です。骨折や重度不安定性を除外し、装具と段階的リハビリを軸に検討します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Efficacy of autologous platelet-rich plasma for ankle sprain(2025年) PubMed
- PRP for acute ankle sprains in the emergency department(2015年) PubMed
- Plasma rich in growth factors for high ankle sprain in elite athletes(2015年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


