PRP EVIDENCE GUIDE
PRP・製剤の違い
LP-PRPとLR-PRP。
何が違う?
主な違いは白血球を少なく含むか、多く含むかです。膝OAでは効果に明確な差がない一方、LR-PRPで注射後の痛みや腫れが多い可能性を示す研究があります。ただし疾患によって適切な製剤が同じとは限りません。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
LP-PRPとLR-PRPは何が違いますか?
LP-PRPとLR-PRP。何が違う?
主な違いは白血球を少なく含むか、多く含むかです。膝OAでは効果に明確な差がない一方、LR-PRPで注射後の痛みや腫れが多い可能性を示す研究があります。ただし疾患によって適切な製剤が同じとは限りません。
白血球濃度が違う
LPは白血球が少なく、LRは比較的多いPRPです。
効果差は明確でない
膝OAの直接比較では大きな差が示されていません。
局所反応に差の可能性
LRで痛みや腫れが多いという解析があります。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
膝OAでは注射後反応を抑えたい場合にLP-PRPが選ばれることがあり、慢性腱障害ではLR-PRPを含む製剤が研究されています。疾患と目的に応じて製剤を選びます。
白血球濃度だけで効果を予測できず、膝OAでは両者の明確な優劣が示されていません。LR-PRPは局所痛や腫れが多い可能性も説明します。
READING THE EVIDENCE
研究結果はどう読む?
膝OAのメタ解析と直接比較RCTでは、臨床効果の明確な優劣は示されませんでした。
一方、メタ解析ではLR-PRPで注射後の痛みや腫れが多い可能性が報告されています。肘など他部位の研究は膝へ直接適用できません。

“研究結果と、目の前の状態を分けずに
治療を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
製剤名だけでは血小板濃度、白血球、赤血球、活性化方法などを完全には表せません。
LPまたはLRのどちらかがすべての疾患で必ず優れるとは言えません。
OUR APPROACH
治療名より先に、
適応を診断する。
当院ではPRPありきで治療を決めません。症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
LP-PRPとLR-PRPは何が違いますか?
主な違いは白血球を少なく含むか、多く含むかです。膝OAでは効果に明確な差がない一方、LR-PRPで注射後の痛みや腫れが多い可能性を示す研究があります。ただし疾患によって適切な製剤が同じとは限りません。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
治療はどのように決めますか?
診察と画像所見、これまでの治療、生活上の目標を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Adverse Reactions and Clinical Outcomes for Leukocyte-Poor Versus Leukocyte-Rich PRP in Knee Osteoarthritis(2021年) PubMed
- Leukocyte-Rich versus Leukocyte-Poor PRP for Knee Osteoarthritis(2022年) PubMed
- Leucocyte poor vs leucocyte rich PRP in lateral epicondylitis(2021年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


