PRP PATIENT GUIDE
手・指の痛み
手根管症候群。
PRPは効く?
軽症から中等症の手根管症候群では、PRP注射で症状や機能が改善したRCTとメタ解析があります。ただし長期効果や最適な製剤・注射法は未確定です。筋萎縮や強い神経障害がある場合は、注射より手術を優先することがあります。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
手根管症候群にPRPは有効ですか?
手根管症候群。PRPは効く?
軽症から中等症の手根管症候群では、PRP注射で症状や機能が改善したRCTとメタ解析があります。ただし長期効果や最適な製剤・注射法は未確定です。筋萎縮や強い神経障害がある場合は、注射より手術を優先することがあります。
中期改善の報告
症状と機能の改善を示す統合研究があります。
重症例は別判断
筋萎縮や高度神経障害は手術適応を確認します。
エコーで評価
正中神経の腫れと圧迫部位を確認します。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
軽症〜中等症の手根管症候群で、夜間のしびれや手の機能低下があり、装具などの保存療法で不十分な患者さんでは、PRPは新しい有望な選択肢です。メタ解析では1〜6か月の症状・機能改善が報告されています。
母指球筋萎縮、強い筋力低下、高度な神経伝導障害がある場合は、注射で手術時期を遅らせません。エコーと神経学的所見で圧迫の程度を確認します。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2022年のメタ解析では8件のRCT、220人をまとめ、PRPは他の保存治療より中期の症状・機能で良好でした。
2025年のメタ解析でも1〜6か月の症状改善が報告されましたが、神経伝導検査の改善は一貫せず、長期データは限られます。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、出血、感染、正中神経損傷などのリスクがあります。
進行した神経障害の手術時期をPRPで遅らせないことが重要です。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
手根管症候群にPRPは有効ですか?
軽症から中等症の手根管症候群では、PRP注射で症状や機能が改善したRCTとメタ解析があります。ただし長期効果や最適な製剤・注射法は未確定です。筋萎縮や強い神経障害がある場合は、注射より手術を優先することがあります。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- PRP for carpal tunnel syndrome(2025年) PubMed
- PRP for patients with carpal tunnel syndrome(2022年) PubMed
- Dextrose, PRP and corticosteroid for CTS(2023年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


