PRP PATIENT GUIDE
肩PRP
肩関節症に
PRPは有効?
肩関節症では、LP-PRPとヒアルロン酸のどちらでも痛みと機能が改善したRCTがありますが、両者の明確な差は示されませんでした。膝関節症ほど研究は多くないため、重症度、可動域、筋力、生活への影響を確認して選択肢の一つとして検討します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
肩関節症にPRPは有効ですか?
肩関節症にPRPは有効?
肩関節症では、LP-PRPとヒアルロン酸のどちらでも痛みと機能が改善したRCTがありますが、両者の明確な差は示されませんでした。膝関節症ほど研究は多くないため、重症度、可動域、筋力、生活への影響を確認して選択肢の一つとして検討します。
改善を示すRCT
PRP後に痛みと機能が改善した比較試験があります。
HAとの差は不明確
ヒアルロン酸より優れるとは確認されませんでした。
肩の研究は少ない
膝OAの結果をそのまま当てはめません。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
軽症〜中等症の肩関節症で、運動療法や活動調整を行っても痛みと機能低下が残る患者さんでは、LP-PRPをヒアルロン酸と並ぶ選択肢として検討できます。RCTでは両群とも12か月まで改善し、明確な優劣はありませんでした。
高度な関節破壊、強い拘縮、安静時痛、腱板機能不全がある場合は、注射だけでなく人工関節を含む治療を検討します。PRPの価値は手術回避の保証ではなく、症状を調整する保存治療として考えます。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
70人を対象とした二重盲検RCTでは、単回のLP-PRPとヒアルロン酸の両群で12か月まで痛みと機能が改善し、群間の有意差はありませんでした。
肩関節症のPRP研究はまだ少なく、レビューやガイドラインは高品質研究の不足を指摘しています。重症例で人工関節を必ず避けられることを示す根拠はありません。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後の痛み、腫れ、感染などのリスクがあります。
進行した変形や著しい可動域制限では、手術を含む他の治療も検討します。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
肩関節症にPRPは有効ですか?
肩関節症では、LP-PRPとヒアルロン酸のどちらでも痛みと機能が改善したRCTがありますが、両者の明確な差は示されませんでした。膝関節症ほど研究は多くないため、重症度、可動域、筋力、生活への影響を確認して選択肢の一つとして検討します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- LP-PRP versus hyaluronic acid for glenohumeral osteoarthritis(2022年) PubMed
- Pharmacological treatment of glenohumeral osteoarthritis(2022年) PubMed
- Orthobiologic therapies for glenohumeral osteoarthritis(2020年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


