PRP PATIENT GUIDE
首・肩の痛み
肩こりと筋膜痛。
PRPは効く?
一般的な肩こり全体にPRPが有効とする質の高い比較試験は不足しています。一方、診察で筋膜性疼痛や明確な圧痛部位が確認できる症例では、PRP後の改善を報告した研究があります。原因を絞り、運動療法などを行っても症状が続く場合に、限定的な治療候補として検討する余地があります。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
肩こりにPRPは有効ですか?
肩こりと筋膜痛。PRPは効く?
一般的な肩こり全体にPRPが有効とする質の高い比較試験は不足しています。一方、診察で筋膜性疼痛や明確な圧痛部位が確認できる症例では、PRP後の改善を報告した研究があります。原因を絞り、運動療法などを行っても症状が続く場合に、限定的な治療候補として検討する余地があります。
改善報告がある
筋膜性疼痛の症例集積では改善が報告されています。
対象を絞る
肩こり全般ではなく痛みの発生源を診断します。
リハビリと組み合わせる
負荷と筋機能を整えながら治療を考えます。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
一般的な肩こり全体ではなく、診察で僧帽筋などの筋膜性疼痛と明確な圧痛部位が確認され、運動療法や負荷調整後も痛みが残る患者さんで、PRPを限定的に検討します。症例集積では3か月の改善が報告されています。
比較群のない研究が中心のため、現段階では有望な研究候補という位置づけです。頚椎神経障害、腱板障害、内科疾患を除外し、肩こりという症状名だけで注射しません。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2025年の後ろ向き症例集積では、僧帽筋などの筋膜性疼痛71人でPRP後3か月の改善が報告されました。対照群がないため確定的ではありませんが、適切に診断された症例で効果を期待できる可能性を示しています。
僧帽筋トリガーポイントには理学療法やドライニードリングの研究があります。まず標準治療を行い、症状が残る場合にPRPを追加候補として検討する考え方が現実的です。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、出血、感染、神経・血管・肺周辺組織への影響などのリスクがあります。
肩こりという症状だけで注射部位を決めず、危険な疾患や神経症状を除外します。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
肩こりにPRPは有効ですか?
一般的な肩こり全体にPRPが有効とする質の高い比較試験は不足しています。一方、診察で筋膜性疼痛や明確な圧痛部位が確認できる症例では、PRP後の改善を報告した研究があります。原因を絞り、運動療法などを行っても症状が続く場合に、限定的な治療候補として検討する余地があります。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Ultrasound-guided PRP for myofascial pain syndrome(2025年) PubMed
- Upper trapezius trigger point pressure threshold(2022年) PubMed
- Dry needling of trapezius muscle in office workers(2016年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


