PRP PATIENT GUIDE
膝PRP
膝の靱帯損傷。
PRPの役割は?
PRPは靱帯損傷の治癒を支える目的で研究され、ACL再建術への併用では術後早期の痛み軽減などを示す解析があります。ただしACL断裂への注射単独、MCL損傷、再建術への併用は同じではなく、不安定性と損傷部位を診断して適応を考えます。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
膝の靱帯損傷にPRPは有効ですか?
膝の靱帯損傷。PRPの役割は?
PRPは靱帯損傷の治癒を支える目的で研究され、ACL再建術への併用では術後早期の痛み軽減などを示す解析があります。ただしACL断裂への注射単独、MCL損傷、再建術への併用は同じではなく、不安定性と損傷部位を診断して適応を考えます。
靱帯別に考える
ACLとMCLでは自然経過と治療が異なります。
早期回復の可能性
ACL再建術併用で早期痛の改善報告があります。
安定性を優先
強い不安定性では手術評価が必要です。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
膝靱帯損傷では、完全断裂全般ではなく、保存療法が可能な部分損傷や、ACL再建術後の早期疼痛軽減を目的とする場面が主な研究対象です。損傷部位が確認でき、装具とリハビリを継続できる患者さんで追加選択肢として検討します。
膝崩れを繰り返す不安定性、複合靱帯損傷、競技復帰に手術が必要な完全断裂では、PRPで手術を置き換えません。期待できるのは治癒過程や早期症状への補助であり、長期安定性の保証ではありません。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
ACL再建術へのPRP併用をまとめた解析では、術後3〜6か月の痛みや一部機能指標で小さな改善が報告されています。
長期機能、膝安定性、移植腱成熟については利益が一貫せず、これらの結果を靱帯損傷への注射単独へそのまま当てはめることはできません。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後の痛み、腫れ、感染などのリスクがあります。
完全断裂や強い不安定性をPRPだけで治せる、手術を必ず避けられるとは言えません。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
膝の靱帯損傷にPRPは有効ですか?
PRPは靱帯損傷の治癒を支える目的で研究され、ACL再建術への併用では術後早期の痛み軽減などを示す解析があります。ただしACL断裂への注射単独、MCL損傷、再建術への併用は同じではなく、不安定性と損傷部位を診断して適応を考えます。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- PRP in anterior cruciate ligament reconstruction(2026年) PubMed
- Impact of PRP injection on ACL reconstruction(2025年) PubMed
- Efficacy of PRP on ACL reconstruction(2022年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


