PRP PATIENT GUIDE
スポーツ障害PRP
ハムストリング肉離れ。
PRPは有効?
PRPとリハビリの併用で競技復帰が数日早まる可能性を示すメタ解析があります。ただし研究のばらつきが大きく、再発率を下げる効果は明確ではありません。損傷部位と重症度を画像で確認し、段階的な走行・筋力訓練を中心に検討します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
ハムストリング肉離れにPRPは有効ですか?
ハムストリング肉離れ。PRPは有効?
PRPとリハビリの併用で競技復帰が数日早まる可能性を示すメタ解析があります。ただし研究のばらつきが大きく、再発率を下げる効果は明確ではありません。損傷部位と重症度を画像で確認し、段階的な走行・筋力訓練を中心に検討します。
復帰短縮の可能性
近年の統合研究では数日の短縮が報告されています。
再発予防は不明確
再発率の明確な低下は示されていません。
リハビリが中心
伸張性筋力と走速度を段階的に戻します。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
画像で確認した急性ハムストリング肉離れに対し、段階的リハビリへPRPを追加すると、競技復帰が平均数日早まる可能性があります。復帰日数が重要な競技者で、損傷部位へ正確に注射できる場合に検討余地があります。
二重盲検試験だけでは差が明確でなく、再発率低下も確立していません。完全断裂や大きな腱性損傷では手術評価を優先し、PRPを理由に復帰基準を緩めません。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2025年のメタ解析では8研究330人をまとめ、PRPと理学療法の併用は理学療法単独より競技復帰を平均約2日短縮しましたが、治療条件のばらつきがありました。
2021年のメタ解析では復帰が平均約6日早い方向でしたが統計学的に明確ではなく、2018年の解析でも二重盲検試験だけに限ると差は示されませんでした。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、出血、感染、坐骨神経刺激などのリスクがあります。
痛みが減っても筋力や高速走行能力が戻ったとは限らず、早すぎる復帰は再発につながります。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
ハムストリング肉離れにPRPは有効ですか?
PRPとリハビリの併用で競技復帰が数日早まる可能性を示すメタ解析があります。ただし研究のばらつきが大きく、再発率を下げる効果は明確ではありません。損傷部位と重症度を画像で確認し、段階的な走行・筋力訓練を中心に検討します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Effect of PRP injection in hamstring injury(2025年) PubMed
- PRP injection for hamstring injuries(2021年) PubMed
- PRP for acute muscle injuries(2018年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


