PRP PATIENT GUIDE
足・足首PRP
変形性足関節症。
PRPは有効?
治療前後で症状が軽くなった報告はありますが、100人を対象にした質の高い試験では、PRPは生理食塩水より26週・52週とも優れていませんでした。足関節症ではPRPを第一選択とせず、変形、可動域、過去の外傷を確認して慎重に検討します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
変形性足関節症にPRPは有効ですか?
変形性足関節症。PRPは有効?
治療前後で症状が軽くなった報告はありますが、100人を対象にした質の高い試験では、PRPは生理食塩水より26週・52週とも優れていませんでした。足関節症ではPRPを第一選択とせず、変形、可動域、過去の外傷を確認して慎重に検討します。
高品質RCTは否定的
偽注射を上回る改善は示されませんでした。
前後比較は改善
対照のない研究では症状改善が報告されています。
膝OAと分けて考える
膝の結果を足首へそのまま当てはめません。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2021年の二重盲検RCTでは100人に2回のPRPまたは生理食塩水を注射し、26週の痛みと機能に群間差を認めませんでした。52週追跡でも差はありませんでした。
2023年のメタ解析では治療前後の改善が示されましたが、研究の多くは対照群がなく、改善幅はRCTで観察されたプラセボ反応と同程度の可能性があります。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、腫れ、出血、感染などのリスクがあります。
軟骨再生や変形の改善を保証する治療ではなく、装具、運動療法、手術を含めた選択が必要です。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
変形性足関節症にPRPは有効ですか?
治療前後で症状が軽くなった報告はありますが、100人を対象にした質の高い試験では、PRPは生理食塩水より26週・52週とも優れていませんでした。足関節症ではPRPを第一選択とせず、変形、可動域、過去の外傷を確認して慎重に検討します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- PRP injection for ankle osteoarthritis(2023年) PubMed
- PRP versus placebo for ankle osteoarthritis(2021年) PubMed
- PRP injections for ankle osteoarthritis: 52-week follow-up(2023年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


