PRP PATIENT GUIDE
肘PRP
投球肘の靱帯損傷。
PRPは有効?
部分損傷では、PRPと段階的リハビリ後に競技復帰した選手をまとめた研究があります。完全断裂や遠位部損傷では成績が異なり、PRPだけで判断せず、損傷部位、投球時の不安定性、競技レベルを評価します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
投球肘の内側側副靱帯部分損傷にPRPは有効ですか?
投球肘の靱帯損傷。PRPは有効?
部分損傷では、PRPと段階的リハビリ後に競技復帰した選手をまとめた研究があります。完全断裂や遠位部損傷では成績が異なり、PRPだけで判断せず、損傷部位、投球時の不安定性、競技レベルを評価します。
部分損傷が中心
研究の多くは手術を要さない部分損傷です。
リハビリと一体
投球再開までの段階的プログラムが重要です。
損傷部位で差がある
完全断裂や遠位損傷は別に評価します。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
投球肘の内側側副靱帯が部分損傷で、外反ストレス時痛はあるものの明らかな完全断裂や高度不安定性がなく、段階的な投球リハビリを行える選手では、PRPを検討する余地があります。保存療法後の競技復帰を示した研究があります。
完全断裂、遠位部損傷、繰り返す不安定感では成績が低下する可能性があり、手術適応を先に検討します。PRP単独ではなく、休止期間、投球フォーム、肩・体幹機能の改善を含めます。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2024〜2025年の系統的レビューでは、PRPを含む保存療法後の競技復帰が報告されていますが、研究間でPRP製剤、損傷度、リハビリ期間が大きく異なりました。
比較群のない研究が中心で、PRP単独の上乗せ効果は確定していません。復帰結果にはリハビリ期間や白血球濃度が関係する可能性があります。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、出血、感染、尺骨神経周囲の刺激などのリスクがあります。
完全断裂や強い不安定性でPRPにより手術を必ず回避できるとは言えません。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
投球肘の内側側副靱帯部分損傷にPRPは有効ですか?
部分損傷では、PRPと段階的リハビリ後に競技復帰した選手をまとめた研究があります。完全断裂や遠位部損傷では成績が異なり、PRPだけで判断せず、損傷部位、投球時の不安定性、競技レベルを評価します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Return to sport after PRP for elbow UCL tears(2025年) PubMed
- PRP for partial elbow UCL tears in athletes(2024年) PubMed
- Conservative versus surgical management of elbow UCL injury(2019年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


