PRP PATIENT GUIDE
肘PRP
上腕三頭筋腱損傷。
PRPは有効?
PRP後のリハビリで日常生活や筋力トレーニングへ復帰した症例報告がありますが、直接根拠はほぼ症例レベルです。部分損傷の範囲と肘を伸ばす筋力を確認し、PRPを行う場合も段階的な負荷管理を中心に考えます。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
遠位上腕三頭筋腱の部分損傷にPRPは有効ですか?
上腕三頭筋腱損傷。PRPは有効?
PRP後のリハビリで日常生活や筋力トレーニングへ復帰した症例報告がありますが、直接根拠はほぼ症例レベルです。部分損傷の範囲と肘を伸ばす筋力を確認し、PRPを行う場合も段階的な負荷管理を中心に考えます。
症例報告が中心
有効性を確定できる比較研究はありません。
筋力を評価
肘を伸ばす力の低下と断裂範囲を確認します。
負荷を段階化
注射後は急な高負荷を避けて戻します。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
遠位上腕三頭筋腱の小さな部分損傷で、肘伸展機構が保たれ、保存療法後も痛みが残る患者さんでは、PRPと段階的リハビリを検討する余地があります。症例報告では日常生活と筋力トレーニングへの復帰が報告されています。
直接根拠は1例レベルで、新しい実験的選択肢という位置づけです。伸展不能、大きな断裂、骨性剥離がある場合はPRPで経過を見ず、早期に手術適応を判断します。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2013年の症例報告では、理学療法で改善しなかった遠位上腕三頭筋腱部分損傷にPRPを行い、3か月のリハビリ後に軽い筋力トレーニングへ復帰しました。
これは1例の経過であり、PRPの効果を証明するものではありません。慢性腱障害のコンセンサスは段階的リハビリを重視していますが、上腕三頭筋腱を直接検証した推奨ではありません。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後の痛み、腫れ、出血、感染などのリスクがあります。
完全断裂や大きな筋力低下をPRPだけで治せるとは言えず、手術評価が必要な場合があります。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
遠位上腕三頭筋腱の部分損傷にPRPは有効ですか?
PRP後のリハビリで日常生活や筋力トレーニングへ復帰した症例報告がありますが、直接根拠はほぼ症例レベルです。部分損傷の範囲と肘を伸ばす筋力を確認し、PRPを行う場合も段階的な負荷管理を中心に考えます。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Rehabilitation after PRP for a partial distal triceps tear(2013年) PubMed
- Rehabilitation after PRP in chronic tendinopathies(2026年) PubMed
- PRP versus lidocaine after tenotomy for elbow tendinopathy(2019年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


