PRP PATIENT GUIDE
足・足首の痛み
親指の付け根の痛み。
PRPは効く?
PRPで外反母趾の角度を元に戻すことはできませんが、変形そのものと第1MTP関節の痛みは分けて考える必要があります。関節内の炎症や変形性関節症による痛みに対してPRPを検討する余地はありますが、この関節を直接調べた質の高い研究は不足しています。靴やリハビリで改善しない症例に限り、期待できる範囲を説明して判断します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
外反母趾や第1MTP関節痛にPRPは有効ですか?
親指の付け根の痛み。PRPは効く?
PRPで外反母趾の角度を元に戻すことはできませんが、変形そのものと第1MTP関節の痛みは分けて考える必要があります。関節内の炎症や変形性関節症による痛みに対してPRPを検討する余地はありますが、この関節を直接調べた質の高い研究は不足しています。靴やリハビリで改善しない症例に限り、期待できる範囲を説明して判断します。
痛みを対象に考える
変形矯正ではなく関節痛の軽減が治療目標です。
症例選択が重要
関節炎と滑液包痛などを診断して分けます。
保存治療と組み合わせる
靴・荷重調整後も残る痛みで検討します。
WHO MAY BENEFIT
どんな場合にPRPを検討する?
PRPで外反母趾の角度は戻りません。靴・インソール、荷重調整、運動療法後も第1MTP関節由来の痛みが残り、関節炎が主因と確認できる患者さんに限り、個別検討する余地があります。
第1MTP関節内PRPの直接研究は不足しているため、有望とは断定できません。滑液包痛、種子骨障害、高度変形、進行した関節症では別の治療を優先します。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2024年のCochraneレビューでは第1MTP関節症の非手術治療6試験が評価され、PRPの確立した効果を示す直接データはありませんでした。
他の変形性関節症ではPRPによる疼痛改善が研究されていますが、第1MTP関節へ同じ効果が得られるとは限りません。現状では、標準治療で不十分な関節由来の痛みに対する個別検討という位置づけです。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、感染、出血、腱・神経への影響などのリスクがあります。
変形が強い場合や関節症が進行した場合は、靴・装具や手術を含めた選択が必要です。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
外反母趾や第1MTP関節痛にPRPは有効ですか?
PRPで外反母趾の角度を元に戻すことはできませんが、変形そのものと第1MTP関節の痛みは分けて考える必要があります。関節内の炎症や変形性関節症による痛みに対してPRPを検討する余地はありますが、この関節を直接調べた質の高い研究は不足しています。靴やリハビリで改善しない症例に限り、期待できる範囲を説明して判断します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Non-surgical interventions for big toe osteoarthritis(2024年) PubMed
- Shoe modifications and orthoses for hallux rigidus(2021年) PubMed
- Platelet-rich fibrin in first MTP arthrodesis(2020年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


