石灰沈着性腱炎|Yoリハビリ整形外科(名古屋市昭和区 かわな公園前)

石灰沈着性腱炎

目次

何が起こっている?

石灰沈着性腱炎は、肩の腱(多くは腱板)にリン酸カルシウムの結晶が沈着し、強い炎症を起こす病気です。
石灰が存在していても無症状のこともありますが、吸収される過程で炎症が強くなると、突然の激しい肩の痛みが生じます。

どんな症状?

急激に発症する強い肩の痛みが特徴です。
腕を少し動かすだけでも強く痛み、夜間痛が非常に強く、眠れないほどの痛みになることもあります。五十肩と似た症状に見えることがありますが、発症の急激さが特徴です。

どうやって調べる?

診察では、痛みの出方や可動域制限を確認します。
レントゲン検査で腱の中に石灰沈着を確認できることが多く、診断に有用です。必要に応じて超音波検査で石灰の位置や炎症の程度を評価します。

どうやって治す?

治療の基本は炎症を抑える保存療法です。
強い痛みがある時期には、内服や注射で炎症と痛みを抑えます。症状が落ち着いてきたら、肩の動きを保つために無理のない範囲でリハビリを行います。多くの場合、時間とともに石灰は吸収され、症状は改善します。

受診の目安

突然の激しい肩の痛みが出た場合、夜間に眠れないほどの痛みがある場合は、早めの受診をおすすめします。
「五十肩だと思っていたが痛みが非常に強い」という場合は、本症の可能性があります。

当院で行う検査・治療

当院では、痛みの強さと発症経過を重視して評価します。診察では、肩の可動域、痛みの範囲、日常生活で困っている動作を確認し、五十肩など他の疾患との鑑別を行います。

検査としては、レントゲン検査で石灰沈着の有無や大きさを評価し、必要に応じて超音波検査で石灰の位置や炎症の程度を確認します。

治療は、症状に応じて内服や注射で炎症を抑え、痛みが強い時期には無理な運動を避けます。症状が落ち着いてきた段階で、運動療法(リハビリ)を行い、肩の動きを保ちます。
保存療法で改善が乏しい場合や強い症状が続く場合には、体外衝撃波治療などを含めて検討し、適切な治療につなげます。

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石灰は必ず取らないといけない?

多くの場合、石灰は自然に吸収され、症状が改善するとされています。

当院では、痛みと機能を重視し、経過を見ながら治療を行います。

五十肩との違いは?

石灰沈着性腱炎は急性の強い炎症が特徴で、発症が急激な点が異なります。

当院では、発症経過と画像所見をもとに鑑別します。

リハビリは必要?

急性期の過度な運動は痛みを悪化させる可能性があります。

当院では、痛みが落ち着いてから、可動域維持を目的に段階的に行います。

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この記事の執筆者プロフィール


Yoリハビリ整形外科 院長 佐藤洋一

Yoichi Sato M.D.

専門医・認定医・資格

  • 日本整形外科学会認定 専門医
  • 日本リハビリテーション医学会認定 専門医
  • 難病指定医(協力難病指定医)

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本リハビリテーション医学会
  • 日本義肢装具学会
  • 日本骨粗鬆症学会
  • 日本整形外傷学会

修了

  • 日本骨折治療学会研修会 Basic, Advance
  • AO Trauma Course Basic, Advance, Pelvic & Acetabular
  • 義肢装具等判定医師研修会
  • 生活期のリハビリ医療に関わる医師の研修会

受賞歴

  • 日本リハビリテーション医学会 Reviewer Award
  • 日本骨粗鬆症学会 研究奨励賞
  • 日本骨粗鬆症学会 優秀演題賞
  • 日本骨折治療学会 優秀論文賞
  • 中部整形外科災害外科学会 学会奨励賞
  • 日本腰痛学会 優秀論文賞
  • 東海骨・関節疾患研究会 ベストレポート賞(2度)

趣味

  • キックボクシング(アマ2戦2勝1TKO)
  • コーディング(Python, Java, html, CSS)
  • テニス

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