PRP PATIENT GUIDE
腱・靱帯PRP
坐骨まわりの腱障害。
PRPは有効?
慢性例でPRP後に痛みや活動が改善した報告がありますが、比較研究では自己血注射との差が明確でなく、短期改善がなかった研究もあります。座位痛、走行負荷、坐骨神経症状を区別し、運動療法を続けても症状が残る場合に検討します。

記事内の人物・施設画像はイメージです。実在の医師・患者・院内設備を示すものではありません。
近位ハムストリング腱障害にPRPは有効ですか?
坐骨まわりの腱障害。PRPは有効?
慢性例でPRP後に痛みや活動が改善した報告がありますが、比較研究では自己血注射との差が明確でなく、短期改善がなかった研究もあります。座位痛、走行負荷、坐骨神経症状を区別し、運動療法を続けても症状が残る場合に検討します。
改善報告はある
長期追跡で痛みが減った症例集積があります。
研究結果は不一致
短期改善が明確でない研究もあります。
負荷管理が中心
走る量と股関節周囲の筋力を段階的に整えます。
READING THE EVIDENCE
現在分かっていること
2021年の系統的レビューでは、PRP、自己血、体外衝撃波、運動療法などの研究が整理されましたが、PRPを他治療より推奨できる十分な根拠はありませんでした。
22人の後ろ向き研究では約8か月で痛みと機能が改善した一方、29人の前向き研究では8週時点の有意な改善を認めませんでした。評価時期と研究設計の違いを踏まえます。

“治療名からではなく、診断と目標から
選択肢を考えます。

LIMITS & SAFETY
期待だけでなく、
限界も確認する。
注射後痛、出血、感染、坐骨神経周囲への刺激などのリスクがあります。
PRPで腱が必ず修復される、すぐ走れるようになるとは言えません。
OUR APPROACH
PRPありきではなく、
まず適応を診断する。
当院では症状、画像所見、これまでの治療、生活やスポーツの目標を確認して選択肢を説明します。
PRPを行う場合も注射だけで終わらせず、必要に応じてリハビリを組み合わせ、他の治療が適切な場合はその選択肢も説明します。

FAQ
よくある質問
近位ハムストリング腱障害にPRPは有効ですか?
慢性例でPRP後に痛みや活動が改善した報告がありますが、比較研究では自己血注射との差が明確でなく、短期改善がなかった研究もあります。座位痛、走行負荷、坐骨神経症状を区別し、運動療法を続けても症状が残る場合に検討します。
誰でも同じ結果になりますか?
同じ結果になるとは限りません。疾患、重症度、製剤、治療歴などによって異なります。
何を確認して治療を決めますか?
診察、画像所見、これまでの治療、生活上の目標、費用や通院負担を確認して相談します。
REFERENCES
主な参考文献
- Proximal hamstring tendinopathy: systematic review of interventions(2021年) PubMed
- PRP for proximal hamstring tendinopathy(2019年) PubMed
- PRP for chronic proximal hamstring tendinopathy(2020年) PubMed
この記事は一般的な医療情報を提供するもので、個別の診断や治療の代わりにはなりません。治療の適否は医師の診察を受けてご相談ください。
YO REHA ORTHOPEDICS
PRPだけで終わらない。
診断からリハビリまで。
Yoリハビリ整形外科かわなでは、治療の適応を診断したうえで、PRPとリハビリを一つの治療計画として考えます。
院内でPRPを調製
院内で採血・遠心分離・PRP調製・注射まで行います。採血から注射までは約1時間が目安で、入院を必要としない日帰り治療です。
専門医の視点で診療
整形外科専門医・リハビリテーション科専門医の視点から状態を確認し、PRP以外の選択肢も含めて治療方針を検討します。
リハビリまで一体的に
広く設備の整ったリハビリ室で、筋力や動作を評価します。日常生活やスポーツへの復帰、再発予防まで支援します。


